通所リハビリテーション(ディケア)

通所リハビリテーション(以下、通所リハ)が運営している母体は、主に「老人保健施設・病院・診療所」です。

対象者

● 要介護認定を受けている方
● 要支援認定を受けている方

通所リハは、リハビリに特化した施設です。そのため、日常生活の動作で不安に感じている方がリハビリを目的に通います。また、常勤で医師や看護師が必ずいるので、持病があって心配な方にオススメです。

サービス内容

● 送迎サービス
・体に合わせた送迎車で、自宅と施設の往復送迎をします。送迎時間については、施設側と話し合いになります。また、施設利用中の早退については、送迎サービスの対象外になる場合があります。
※送迎なしの場合は、若干料金が安くなります。(1単位10円の場合:日・片道47単位/往復94単位)

● 医療サービス
・施設には看護師が配置されているため、「バイタル測定」「服薬介助」「塗り薬の塗布」「インスリン注射」などといった医療サービスを行ってくれます。しかし、医療処置の内容については施設で異なるので、確認が必要です。

● 入浴サービス
・大きな浴槽で、入浴をすることが出来ます。専門職種(看護師・介護士など)が浴室内で「見守り・洗身・洗髪」の手伝いを行ってくれます。また「座ったまま」や「寝たまま」入浴することが出来る「特殊浴」で入浴ができる施設もあります。

● 食事サービス
・バランスの摂れた食事の提供を行います。また、禁止食や苦手な物がある場合には、事前に伝えておくと代替食かその品を除いてくれます。
※食事は利用料と別途料金となります。(相場:650~850円)

● 個別リハビリテーション
・リハビリ職(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士)による、個別でのリハビリを受けることが出来ます。自身が悩んでいる動作などをリハビリ職種と共に「1対1」でリハビリをすることができます。(時間は20分程)

※施設によっては、サービス内容が異なる場合があります。

リハビリ職

● 理学療法士(PT)
・日常生活を営む上での基本的な動作訓練をし、機能回復のサポートを行います。例えば、「寝返る・起き上がる・立つ・歩く」のような動作訓練です。

● 作業療法士(OT)
・食事や入浴などの基本的な動作訓練から、レクリエーション、趣味活動に必要な機能の回復をサポートといった幅広い分野のリハビリを行います。

● 言語聴覚士(ST)
・言語障害(うまく話せない)、音声障害(声がうまく出ない)、嚥下障害(うまく飲み込めない)といった症状を改善するための機能訓練を行います。

手続き方法

リハビリ施設のため、以下の書類が求められます。

● 直近の健康診断書

● お薬の情報

● 退院直後の場合は、入院していた時の状況が分かる書類

● 主治医からの診療情報提供書

それらの書類を提出した後に、本人と家族が施設側の職員(医師やリハビリ職)と「面談」を行います。面談後、「通所判定」という流れになります。

「通常規模型」と「大規模規模型」

通所リハビリテーションには「通常規模型」と「大規模規模型」に分かれています。その違いについて、お伝えしたいと思います。

「通常規模型」とは、1ヵ月の平均利用延べ人数750人以内を指します。それに対して、「大規模型」は、1日の定員20~30人くらいの通所介護事業で、利用者が月の平均人数が750人以上900名以内を「大規模事業所I」、900名以上を「大規模事業所II」と分かれています。

大規模型は、人数以外に「通常規模型」と比べて違う役割を担っています。

① 大規模型ほど職員やリハビリ専門職をより多く配置している 。

② 大規模型ほど個別リハビリテーションを実施している。

③ 大規模型ほど短時間通所リハを提供している。

④ 通常規模型より大規模型の方が重度者を受入れる傾向がある。

情報元:厚生労働省・社保審-介護給付費分科会より

サービス費用の一例

● 大規模型(6時間~7時間)の利用モデル

要介護別 単位数 自己負担額(1割)
要介護1 650 単位 650円
要介護2 777 単位 777円
要介護3 902 単位 902円
要介護4 1,049 単位 1,049円
要介護5 1,195 単位 1,195円
※1単位:10円

● 通常規模(6時間~7時間)の利用モデル

要介護別 単位数 自己負担額(1割)
要介護1 667 単位 667円
要介護2 797 単位 797円
要介護3 924 単位 924円
要介護4 1,076 単位 1,076円
要介護5 1,225 単位 1,225円
※地域によって料金に対象の差異が生じることがあります。
※サービス加算については、利用する施設もしくは担当ケアマネジャーにご確認ください。