健康型有料老人ホーム

特徴

健康型有料老人ホームの最大の特徴は、シニアライフを存分に堪能できる施設です。いわゆる、娯楽の複合施設と言っても良いかもしれません。例えば「食堂やカフェ、露天風呂、プール、トレーニングジム、スポーツ施設、理美容室」などです。そのため、1人でも寂しくなく、楽しくアクティブに過ごすことが出来ます。また、面倒に感じる家事については、施設職員に頼むことで解決します。

他にも、施設内だけではなく、外出イベントも多種多様にあり、例えば「花見や温泉旅行、果物狩り」といったレクリエーションも充実しています。
※施設で異なりますので、詳しくは希望の施設に確認してください。

ここがポイント!

●多種多様なレクリエーションがあり、施設設備も備わっている。

●家事支援も施設職員に依頼することが出来る。

●暇がなく、楽しく老後を過ごすことが出来る。

●同居している高齢者と交流がしやすい。

入居基準

入居する基準は、おおむね60歳以上が対象です。基本的には「健康で自立した高齢者」を対象としていますが、介護度が要支援の方でも入居できる施設もあります。

介護が必要になったら

入居基準はあくまで「健康で自立した高齢者」です。そのため、介護が必要になった場合や認知症の発症、日常的に医療処置が必要になった場合には、退去しなければなりません。介護施設という概念ではなく、健康な高齢者が住む施設と思ってください。

費用

入居をするには、初期費用および入居一時金がかかってきます。入居一時金については、0~数億円となっています。月額料金は、10万円~50万円。当然ですが、施設によってピンキリですので、あくまで目安となります。

初期費用(入居一時金など) 月額利用料
0~数億円 10万円~50万円

問題点

「健康で自立した高齢者」が入居の基準です。日常的に介護が必要となった場合や認知症の発症、医療が必要となった場合は、退去しなければなりません。入居一時金についても、退去時に返還されるのかなど各施設で異なりますので、入居前に必ず確認をしておくべきでしょう。

補足ですが、健康型有料老人ホームの件数は、全国で「約1割」しか存在していませんので、お住まいの地域にない場合があります。