老化による変化

視力

視力は、20歳をピークに徐々に衰えていき、40歳頃になると水晶体の弾力性が低下し、ピントが合わせづらくなります。いわゆる「老眼」です。さらに、老化が進むことで「白内障」「緑内障」といった病気を患いやすくなります。

聴力

聴力も視力同様に、20歳をピークに徐々に衰えていくと言われています。個人差はありますが、年を重ねていくと、ほとんどの高齢者は「老人性難聴」になります。特に「高い音」が聞き取りづらくなるので、高齢者と話をする際は、声を低くするなどといった対応が必要となります。

筋力

筋力の低下は避けさけれません。特に「走る」「跳ぶ」といった瞬発力を使う筋力は低下していきます。また、神経と連動して動いているバランス能力や反射能力も低下していきます。ですが、日ごろから運動や筋力トレーニングをすることで、そういった筋力低下を少しでも抑えることが出来ます。

高齢者の方はちょっとしたことで、骨折をしてしまう方が多いです。それは、骨自体のたんぱく質成分が減少し衰えてくるため、骨折や関節の変形、骨粗鬆症になったりとさまざまなリスクを負うことになります。