認知症

認知症には、いくつかの種類があり、その種類によって症状などが異なります。ここでは、認知症とは一体どういった病気なのかについて簡単に紹介致します。

認知症は脳細胞が死滅していく

認知症というのは「一度成熟した知的機能が、何らかの影響及び様々な要因によって、脳の細胞が死滅し、継続的に知的機能が低下した状態」のことを指します。

さらに、知的機能だけではなく、脳の細胞が死滅することにより、今まで担ってきていた精神機能が消失し、社会生活や日常生活にも影響が出てきます。

認知症は、通常の加齢現象とは違いますので、年を重ねれば、誰にでもなるという訳ではありません。現在(2018年)都内では約38万人を超える人が認知症を患っており、2025年には認知症患者が約60万人に達すると言われています。

ここがポイント!

  • 認知症は、脳細胞が死滅していく。
  • 脳細胞の死滅により、今まで獲得していた記憶が失われていく。
  • 精神機能にも影響が出るため、人間らしい生活が営めなくなる。
  • 加齢現象ではないため、高齢になれば誰でもなる訳じゃない。

認知症の種類

認知症にはさまざまな種類があります。認知症の種類によって、発症の原因や症状、対応が全く異なります。
アルツハイマー型認知症
脳血管性認知症