市区町村の「高齢福祉課」

住んでいる地域によって、「高齢福祉課」「介護保険課」「介護認定係」など呼び方が変わりますが違いはありません。高齢者の介護のことで、何か困ったときは、市区町村へ相談することをお勧めします。介護保険の新規申請や現在の状況に合わせた制度、施策の案内などをしてくれます。

また、お住いの市区町村のホームページでも、制度や施策の確認が出来ますので、足を運ぶのが大変な方は一度見てみると良いでしょう。

介護サービスを受けたい場合

市区町村の窓口で「介護保険サービスを利用したいのですが・・・」と職員に声かけると、介護保険の新規申請のやり方を教えてくれます。また、その際には新規申請に必要な書類等の持ち物をご持参ください。

主な施策について

お住いの市区町村で内容の違いはありますが、よくある施策について下記にまとめましたので、参考にしてもらえたらと思います。(下記の施策は、東京都日野市より)

オムツ代の助成

要介護4以上(要介護4以下は医師が認めた場合)の方に、1か月のおむつ代(4,000円前後)の支給。

寝たきり高齢者介護看護手当

寝たきりまたはこれに準ずる状態が、3カ月以上自宅で継続する65歳以上の高齢者を介護する方に月5千円を支給。

緊急一時保護

介護者の緊急入院や親族の葬儀等(冠婚葬祭)の理由で、自宅で高齢者の介護ができなくなった場合に、市内の施設で一時的に預けられる。

寝具乾燥

1人暮らしの高齢者や高齢者夫婦世帯で、寝たきりまたはこれに準ずる状態の方で、寝具の自然乾燥や洗濯が困難な世帯に、寝具乾燥のサービスを行ってくれます。頻度に関しては、「乾燥/月1回・丸洗い/年1回」。